今回はカメラについて解説します。小説を書く上で、舞台が現実世界なら当然現実を描かなければなりません。カメラは身近なものですが、多くの人がその造りをあまり知りません。現実を描くためには、現実を知っている必要があります。この記事ではあまり踏み込んだ話をしませんが、カメラの基本的な知識を解説します。ぜひご活用ください。なお、この記事はWikipediaに基づいて作成しました。
カメラとは
カメラの定義
カメラは何かを写真として記録するものです。何かとは、波として観測できるものです。動画もじゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、動画は結局写真の連続なので書きませんでした。光じゃなくて波?と思った方もいるでしょう。なぜなら赤外線カメラなどがあるからです。
カメラの構造
カメラは遮光された物にレンズ、フィルム(或いは撮像素子)、シャッターを取り付けたものです。大抵はファインダーも付いています。カメラの要素として取り付けられたレンズを写真レンズと言います。写真レンズは対象からの光を一点に集める役割を持ちます。写真レンズで集めた光は、フィルム(或いは撮像素子)に焼き付けます。シャッターは開閉するもので、撮影中のみ開きます。開くとフィルム(或いは撮像素子)に光が当たります。ファインダーはシャッターを切る前に、対象の構図を決めたりピントを合わせたりするための覗き窓です。
カメラの種類
集めた波を何かに焼き付けた上で、電気信号に変換するか否かで分けられます。変換するものをデジタルカメラと言います。変換しないもののほとんどが、銀や塩素を含むものを採用しています。そういったものを銀塩カメラと言います。
銀塩カメラはまず、撮影時に波を銀や塩素の化学反応として記録します。そのままだと見えないので、その記録を変換する作業が必要になってきます。それがいわゆる現像です。私は昔、怖い話をよく読んでいたんですが、現像で映った自分の後ろに・・・って話も結構ありました。昔は銀塩カメラが主流でしたが、今ではデジタルカメラが一般的になりました。しかし銀塩カメラは繊細な調整が可能だったり現像を待つ楽しみがあるということで、未だに人気があります。
デジタルカメラでは、波を撮像素子というものに焼き付けます。するとそこで電気信号に変換されます。撮影が終わるとすぐに、モニターで写真を確認できます。デジタルなので、確認だけでなく加工もできます。撮像素子はあまり消耗しないので、コストを気にせずポンポン撮影できます。そんなわけで、今ではすっかりとデジタルカメラが普及しています。
終わりに
今回はカメラについて解説しました。みなさんは普段、スマホでどんなものを撮影していますか?私は旅行先で気に入った景色を撮るのが好きです。ぜひ、今回の話を執筆に生かしちゃってください。