今回は工具についてまとめました。小説でも工具を出す必要があるときもあることでしょう。例えば、主人公が仕事あるいは趣味で使うとか。はたまた、主人公の知り合いに機械オタクがいて会う度に機械いじりを披露されるとか。いずれにせよ、知識がないと書けないと思いますので、ここにまとめておきます。とはいえ工具は実に多くの種類があるので、ここでは手動工具に限定して話します。手動工具とは手を原動力とした工具のことです。まあイメージしやすい素朴なものですね。
手動工具にはどんなものがあるか
手動工具の全てを分類しきれるわけではありませんが、よく使われるものは大きく8つの種類に分けられます。細かく見れば、あんなにもいろいろある工具がです。それもそのはず、手動なので出来る動きは限られてますからね。
一つ目は「切る」手動工具です。例えばニッパー、斧、ピッケル、ナイフが該当します。斧、ナイフと並べるとなんだか物騒ですね。戦うゲームでもしょっちゅう目にするからでしょうか。それは置いといて、それぞれを見ていきましょう。
一つ目はニッパーです。強力ニッパーは硬い線を切るニッパーです。硬いものを切るので、刃先が厚いです。マイクロニッパーは精密なものの切断に使われます。細かく切らなければならないので、刃先が薄いです。斜ニッパーはふにゃふにゃした線を切るのに使われます。柔らかい線をしっかり掴んで切るために強力ニッパーより鋭利にできています。
二つ目は斧です。斧は柄の先にずっしりとした刃を付けたもので、何かを叩き切るのに使われます。刃と聞くと金属だな、となるかと思いますが、最近ではプラスチックなどもあるそうです。私は見たことも触ったこともありませんが、きっと軽いのでしょう。