機械の歴史から学ぶSFの書き方

※アフィリエイト広告を利用しています
※アフィリエイト広告を利用しています

今回はSFについてです。SFってなんか色々いい意味で非現実なものがたくさん出てきますよね?SFを書くとしたら、そのようなものが中々思いつかないと悩む人もいるでしょう。今回は機械の歴史に触れ、そこから話を発展させていきます。この話はきっと、その悩みのちょっとした助けになるかと思います。

ヨーロッパにおける機械の定義がどのように変わっていったか、大雑把に話します。

中世、建築の際、重いものを動かさなければなりませんでした。中世に限ったことじゃありませんが。で、そんな時に活躍していたものを機械と呼んでいました。時が経ち、蒸気機関が発明されました。これが人々の生活を一変させ、機械の定義が拡大しました。ある目的のために作られた、抵抗し合うものの総体を指すようになったわけです。

この歴史から分かるのは、機械は使用範囲の拡大と共にその定義も拡大されたということです。面白いことにこの事は、建築と蒸気期間の話に限らないんですね。

例えばべッドだって、大昔はただ単に長方形の少し柔らかいものであったでしょう。それが今では中にたくさんのバネが入っているタイプが一般的になっています。さらに介護用のべッドや高級ベッドなんかは、上半身が接する部分が持ち上がる機能がまであるのです。

トイレだって機械化されました。和式の便所は言うまでもありませんが、洋式のトイレだって昔はただ蓋が付いた便座があるだけ。それが今では、壁にあるボタンを押したら蓋が開くタイプまで出ています。あとウォッシュ機能も忘れちゃいけませんね。あれは本当に偉大な発明です。私はいつもお世話になっています。きっと皆さんもそうでしょう。

冷蔵庫だってそうです。電化製品のない大昔は、涼しいところに氷を敷き詰めてそこに保存したいものを置いていました。信じられませんね。でも当時は電化製品がなかったからそうせざるを得ない。しかし今では、そんな面倒くさいことをしなくても済みます。冬でも夏でも年がら年中、アイスを楽しむことができます。あ、ちなみに私は冬に食べるアイスが好きです。

自動車だってそうです。人をどう運ぶか。大昔の日本では人力車、ヨーロッパでは馬車でした。馬の背中をずっと見ていられるのは、馬好きにはたまりませんね。科学の分野が大きく進歩した20世紀初め。そのころに発明された自動車は、どんどんと進化していきました。そして今、自動運転が現実のものとなりつつあります。まぁ、事故ったら誰が責任を取るんだっていう難しい問題はありますが。

SFへの応用

SFで現代よりもっと先の未来に機械を登場させようと思うなら、今は機械が使われていない所でも使われているよう演出するのがいいでしょう。

終わりに

タイトルとURLをコピーしました