今回は船について解説します。船は色々な所で登場するので、知識があれば心強いことでしょう。Wikipediaを参考にし、自分なりにまとめました。こんな船あんな船があるといった感じなので、この記事を読むだけでは実際に書くことは難しいでしょう。しかし見通しが良くなるはずなので、ここで紹介する○○船を一つ一つネットなどで調ベてみてください。
船とは
日本の国土交通省は、浮揚性・移動性・積載性の3要素を備えたものを船と定義しているそうです。何か乗せたものを水にプカプカ浮かせた状態で移動させれば、船ということになります。先の定義なら、水上でなくても水中に浮いている潜水艦なんかも該当します。さらに宇宙空間に浮く宇宙船もそうなります。
船の構造
船は船体と艤装とで構成されます。
船体は船本体です。車で例えるならボディ、パソコンならハードウェア。船体の構造は、進行方向から見て前後左右から成ります。全部は船首、後部は船尾、右の部分は右舷、左の部分は左舷と言います。船が効率よく水を切って進むためには船首の適切な設計が必要になります。船首が水を切ると波が立ちます。その波の抵抗を小さくするよう設計されます。さらに漂流物の衝突に耐えられる強度が求められます。
艤装は船で移動している際に必要になってくるものです。食糧だったり、簡単な医療品だったり。艤装って言葉は、船にそういったものを入れる動作も指します。艤装は、船体をおおまかに完成させ進水を終えた後に行われることが一般的です。進水は、船を初めて水に触れさせることです。
船の種類
船は用途によって漁船、商船、軍艦、特殊船に分けられます。漁船は漁業用の船、商船は漁業以外の商業用の船、軍艦は軍事用の船、特殊船はその他の船です。それぞれ見ていきましょう。
漁船
これには漁猟船、母船、運搬船があります。漁猟船は魚を獲る船、母船は洋上基地として漁猟船が獲った魚を受け取る船、運搬船は漁猟船や母船から魚を受け取った上で港まで運ぶ船です。母船ですが、船内に加工工場を持つ場合は工船と呼ばれます。
商船
これには旅客船、貨物船があります。旅客船は人、貨物船は人以外を運びます。旅客船には高速船、レストラン船、遊覧船、クルーズ客船があります。高速船はとっとと目的地に向かいたい場合に乗る船、レストラン船は数時間ほど食事を楽しむ船、遊覧船も数時間ほど港湾や湖沼内を周遊して楽しむ船、クルーズ客船は長々と楽しむ船です。
軍艦
戦艦は、軍艦の中でも最も強力なものです。
駆逐艦は、多様な作戦任務につく軍艦です。
航空母艦は、航空機を多数搭載し海上での航空基地となる軍艦です。空母と略されることもあります。
高速戦闘艇は、小型・高速であるのが特徴の軍艦です。
終わりに
今回は船について解説しました。これを読んだあなたはきっと、船に乗りたくなったことでしょう。私は小さい頃フェリーに乗ったことがあるのですが、色々と新鮮で楽しかったです。みなさんも船が出る小説を書く際は情景豊かに書いてみてください。